飽き性とモンスターのはなし

私は飽き性です。
なんでも飽きます。
すぐに飽きます。
気付けば飽きています。
気付かぬうちに飽きています。
 
だから私は、オタクにあこがれています。
 
変な言い方になるけど、オタクは熱中できるものがあってすごい。気迫があってすごい。情念があってすごい。
自分を客観的に見ていると、オタク気質だとは思うんですが、オタクと名乗るほどの”しぶとさ”がないと思っています。
ブログも記事を書くのに、時間が経ってしまいました。ちゃんと推しのデビューが決まって、うれしい!!といった最高のネタがあったのにもかかわらず、記事を書いている途中で飽きました。推しには今のところ飽きてませんが、いつか飽きるんだろうなと冷静に感じる瞬間があります。
みんなに知ってほしいし、なんならよかったねって祝福もされたい。
でも、そのための努力が続かない。きっといつか、どうでも良くなってしまうんだろう…そんな自分にもへこむんだけど、へこむのに飽きてすぐ別の話題で楽しくなっちゃうので、しぶとくはないけど図太く生きてます。ハッピー!
 
 
ゲームは即飽きる。こどものときから、みんな何時間でもしちゃうから”一日一時間と決められていた”とか、あったでしょ?
私はまず一時間、ゲームしてられないんだよね。もうね、1つのステージクリアするまでにどうでもよくなっちゃう。大体、母親が代わりにやってた。ゲームでまともに全クリしたことない。裏技・バグで即終わる方法とかすぐやっちゃう。本を買ったらまず終わりのページを一番最初に読んじゃうのと似てる。すべて分かったかのような顔をして終わらせてしまう。てか、買ったら飽きる。だから買わないものもある。それくらい、すぐなんだよね。どうしようもなく飽き性なんだと思う。
 
昔、「オタクになりたい」と友達に言ったとき、「恋がしたいみたいなこと言うな。するもんじゃない、落ちるよなうなもん」という格言もいただいたんだけど、だからってオタク楽しそうにしてるし、うらやましいって思っちゃうし…。
だからまぁ、今でもオタクっていいなー!!と思っています。自分がオタクと名乗るまで夢中に好きなものを追いかけている自信はない。
目移りしやすいというのもあると思いますが、一つずつ明確に飽きを感じてやめているので、”熱しやすく冷めやすい”だけでなく、のめり込むほどの情熱を得にくい、”熱しても常温が限界”みたいな感覚です。いい意味で、イナゴほど何かを食い荒らす間もなく飽きてますね。興味が失われてしまえば簡単に忘れて、次のものに取り組むも、それも簡単に放置してしまう。そんなんばっかです。
 
 
 
なにが言いたいかっていうと、ついにポケモン剣盾注文してしまったので、ちゃんとやりこみたいな…ということです。今週家に届きます。
同僚がポケGOずっと本気でやり続けてるの見てると、マジで楽しそうで羨ましいんですよ。とはいえこちらは”出歩くのに飽きる”という段階でポケモン集まらないし、終わり見えないし、何をどう楽しめばいいのか目標が決められないので…。
ちなみに剣も盾も買いました。絶対片方やったら飽きると思う。
でも金を出したからには、やるしかない。
届くのが楽しみ。